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シリョウ設定資料集

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ヴィルーパ外観

ヴィルーパ外観

重力制御リング

外周リングのうち最も内側にあり、ヴィルーパの重力制御に用いられるもの。
オーパーツの解析によって得られた重力制御技術が利用されている。

ヴィルーパ周辺に対する異常重力の影響を抑え、周辺宙域における宇宙船航行の安定化や、巨大建造物への悪影響を緩和する役割を担う。
これがない場合、他の軌道リングなどは設計想定外の歪みにより破壊される可能性が高いとされる。

またヴィルーパ自体を均一な球として扱えるため、航行時の安定性を増す効果も持つ。

重力制御に付随する機能として、リング内のヴィルーパは自由に自転することができる。
恒星系内にヴィルーパが逗留する場合、天蓋の開放と合わせて上層民は自然な昼夜の移り変わりを楽しめる。
サマーシーズン到来といった雰囲気になる場合もあるようだ。

宇宙港リング

ヴィルーパ外側の水平方向に設けられた、宇宙港として機能するリング。

様々な文明と接触するヴィルーパにおいては、星内の規格に合わない宇宙船も受け入れる必要がある。
主な問題としては通常の宇宙港とサイズが合わない、動力源がヴィルーパ内において使用禁止のものである、惑星内で使用できない構造を持つことなどが挙げられ、これらを解決するために宇宙港リングが利用される。

検疫施設なども置かれており、初接触する文明からの来訪者などは相互の安全性を確保するために一時隔離される。

推進機リング

宇宙港リングに対して垂直に位置するリング。
ヴィルーパの航行に使われる推進機が係留されている。

ヴィルーパ自体が航行する際には、係留されている推進機ユニットが宇宙港リングを経由して移動され、星の後方に集約された状態へ移行する。