世界
セカイ我われの世界について

惑星ヴィルーパとは?
What’s a planet “Villper” ?

宇宙を航海する星

宇宙を航海する星であり、あらゆる文化の合流点、それが惑星ヴィルーパです。

移民が移り住んだことから始まったこの星は、あらゆる資源や文化を巻き込みながら進みます。

構成する三つの層

惑星ヴィルーパは垂直3層構造であり、煌びやかながら超管理社会の上層、金と暴力の飛び交う坩堝の中層、それら全ての業の受け皿である下層で構成されています。

上層 Upper Layer

大手企業ビルが多く立ち並び、煌びやかな景色を纏いながら、その下で冷酷な超管理社会が織りなされている。

中層 Middle Layer

一般層の生活園、工業商業湾として宇宙港が設置され、賑わいを見せつつも、その裏で権力ある存在により数多の事件が闇に葬られている。

下層 Lower Layer

上の層から排出された汚染廃液が酸性雨として降り注ぐ過酷な環境であり、多くの住人はその日を生きる為に日々行動している。その為、犯罪や事件は日常茶飯事である。

Lower Layer Middle Layer Upper Layer

上層
Upper Layer

環境

疑念と策略の蠢く監視社会。気候含めたあらゆる状況が管理の下にある。

住人

惑星を支配する企業の上級職が住む。自身の目的のために静かに策謀を張り巡らせる。

中層
Middle Layer

環境

金と暴力が渦巻く競争社会。温暖地域から寒冷地域まで様々な気候地域が存在している。

住人

企業所属の会社員や外交客等が住む。金を稼ぐためにはあらゆる手段を用いる。

下層
Lower Layer

環境

汚染と圧制にすり潰される無法地帯。重金属の雨が降る上中層の歪の終着点。

住人

負債を背負った人間や被差別民の行きつく先。生きるためには手段を択ばない。

ヴィルーパ「企業」
Villper“ and “Companies”

ヴィルーパ社会は企業によって支配された、全てが商取引の材料となる巨大な市場です。食料、サービス、建物、知識、権利、肉体、果ては命までもが取引されています。

人々はこの市場環境で生き残るために企業に属し、生き残りをかけて仕事に取り組み、 自信の属する企業の技術によって経済・権力・暴力戦争を行います。

企業十三連合」とは

各部門を代表とする13の企業が、ヴィルーパの秩序を管理するために集まり結成された組織です。

ヴィルーパ内での法や秩序などはここで取り決め、各企業が手を取り合い平和の為に活動している — というのが表の姿で、裏では各企業がヴィルーパの実権を握るべく暗躍しています。

企業十三連合」に所属する主な企業

観測者
Observer

ヴィルーパやその他の惑星で観測を行い、有益と思える対象を研究している。

表ではオーパーツの能力を現代科学で再現・生産し一般で取引し、
裏では観測者の息のかかった企業を増やして世界の管理を目指している。

D.G. 治安統轄庁
D.G. Public Safety and Police Agency

ヴィルーパ内を対象としたテロリズムやサイバー犯罪、企業警備などをメインとした企業十三連合所属の警察機関である。

上層から下層まで幅広く活躍している。

Couroad社
Couroad

ヴィルーパに道を作る企業。道と付く物は大抵この企業が関わっており、歩道・車道・上下水道・その他インフラを担う。要するに”国交省”。
ヴィルーパ企業の中でも穏健派として扱われる。

オーパーツについて
About “OPARTS

「ヴィルーパ」の各地で発掘される古代遺産であり、多種多様な性質を持つ物体です。
世界をひっくり返す可能性さえあるオーパーツに対して、個人から企業まで無関心ではいられません。
この星ではオーパーツをめぐり数多くの騒動が日々引き起こされています。

古代の遺産、その恩恵と代償

オーパーツは未知の原理により、様々な恩恵を受けられる一方、その使用による代償が計り知れない物が多くあります。

未解明のオーパーツを安易に使用するのは危険です。最悪の場合、死よりも恐ろしい苦痛が待ち構えている事でしょう。

この世界住人について
About people in the world

この惑星ではサイボーグ化も積極的に行われる風潮があり、全身機械と化した人も少なくありません。

また、あらゆる地位・人種・生態の生物が住んでいるため、差別・区別は当然のごとく存在し、 人間・獣人・軟体生物・情報生命体・異界人といった様々な人々がこの世界に住んでいます。

また、「企業」とは異なる性質の組織に、好んで所属する者達も存在します。

宗教団体
標規正会

古代文明の文化やオーパーツ等の遺産を神の祝福として享受するとともに、それらを利用した技術開発を通して『人間を神に近づける』ことを教義に掲げる宗教組織。

ヴィルーパ開拓初期においてオーパーツなどの発掘に携わった労働者層から生まれた信仰とされ、その過酷な環境にサイバネ化や義体化を強いられた境遇や古代文明の技術に対する羨望が結びついたのが始まりと伝えられている。
現在はビジネスやファッション目的でサイバネ化を行う中層住民や、義体パーツやメンテナンスの無償提供といった慈善事業の恩恵にあずかる下層住民など、サイバネ技術を日常的に扱う人々を中心に信仰が広がっている。

オーパーツを収集・提供する裏組織
スマイリー

「道具は人の為に使われてこそ、人々を笑顔にする為にある」を信条にオーパーツを蒐集、求める者に与える組織。

手に入れる為の手段は殺人、強奪等手段は問わない。

また、オーパーツを与えた先に結果不幸が起ころうと、過程で幸せだったのならいいだろう?と無責任。

組織のトップは細身のスーツ姿にモノクロのスマイリーマークが描かれた紙袋を被る、通称「スマイリー」。

組織の実態、規模等は謎に包まれているが、行動を起こす際には必ず「スマイリー」が現場に居る。

さらに詳細なデータや最新の情報を「資料」に掲載しています。
もっとヴィルーパの情報に触れたい方はこちらを参照ください。

二次創作における注意事項


ヴィルーパ観測機構に関する二次創作を行う方は、こちらのガイドラインを必ずご確認ください。