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レジスタンス

レジスタンス

下層の民を主体とする反体制派組織。
色ツキの被害を減らすための開発反対運動が激化し、中・上層企業の排除を目的とした運動に発展したことで発生した。

最終目標として「下層が上層を支配する」という、惑星ヴィルーパを文字通り“転覆”することを目論んでいる。

上層企業の役員や関係者を狙っており、攫ったのち下層の酸性雨に打たせる、という拷問を行うのが慣例となっている。
当初の拷問は上層に対する懲罰的な意図があったが、レジスタンスの発展とともにそれは下層民へのパフォーマンスとなり、組織を拡大するための旗印となっている。

観測者も当然ながら攻撃対象であり、役員クラスには刺客も差し向けられている。

— 無論、攫われたところで“損害”にしかなりはしないのだが。—


実行部隊

中上層企業のトップたちをさらう役目。
中層や上層に恨みを持つものの多くが志願する。

一番危険なポジションでもあり、護衛たちに見つかり反撃され負傷者や死者が数多く出る。
それでも志願するのは中層上層に対する強い思いの方が勝っているからであろう。

色ツキも志願するが、感染症の可能性や体力の衰えがあるため全員が入れるわけではない。


拷問員

中層・上層への見せしめ、下層民へのパフォーマンスを担う。
下層民から支持されやすい者、中層上層の民に直接手を下したい者がなる役割。

中層や上層への怒り・憎しみを発散しつつ、下層民を鼓舞する。
生半可な者だと強い影響を与えることは難しいため、少人数で選ばれたものがこの役割につく。色ツキはここに希望するものも少なくない。


オーパーツ研究員、情報員

オーパーツの研究や、中上層企業の情報を得る。

下層民が中層や上層に反撃するには生身では限界がある。そのため自分たちが一番近く、かつ強力な力を得る方法としてオーパーツを使用する。
オーパーツの解析を主として行うが、上層企業のような設備がないため使用方法を間違うことも多い。
企業の幹部クラスの情報を得るために動くこともある。

自らが表に立つことや危険な道を歩みたくないが、何かしらの力になりたいと考えるものがつく。

また、実行部隊にオーパーツの採取を命ずることもある。


反武力派

言葉で解決しようとしているものたち。

武力では解決できず、また同じ道を辿ると考えているもの。
下層・中層でのスピーチ等によって被害を減らそうとしてはいるものの、レジスタンスの存在が明るみに出てしまうため、組織内ではなかなか行動に移させてもらえない立場にある。

個人で行動する者もいるが、他の者に見つかると裏切り者とされ、オーパーツの実験に使われたり制裁を受けたりする。
色ツキでなく反武力派の考えになる者がいる一方で、同じ目に遭いたくないために黙秘している者もいるだろう。


子供達

親がレジスタンスに所属している子供。
中層・上層のことを信じるなと教え込まれている。