下層(LowerLayer)
夜ノナイ街
事件や厄介事が多く、一定のルールの下で成り立っている層である。
一部の宗教団体が都市を牛耳っているといううわさもあり、あまり治安は良くない。
施設としては、ゴミ捨て場やジャンクヤードが多く存在する。
住人は中層から仕事を受け、資源回収をするのが主な生業になっている。(オーパーツなどが発見された場合、特別手当が出る模様)
中層が上に存在しているため、下層からは本物の空を見ることはできない。
再現された青空や夕日が、外周のパネルモニターやデジタルサイネージから見える程度である。
また、上層や中層の違法操業化学プラントなどから排出された汚染廃液が酸性雨として降り注いでいる。
ただし、人が集まる地域は酸性雨の対策がされており、住人が住めるように工夫がなされている。
また、住民自身も酸性雨対策用にマスクやコートなどを着用していることが多い。
資源回収用のアンドロイドが中層や上層から派遣されている。
観測者の局員の中には、ここの出身の者もいるだろう。
下層の武装について
一般に下層で手に入る銃火器は粗悪品が多く、暴発や重インプラント者への打撃力不足といった問題が目立つ。
下層の入り組んだ構造も相まって、荒事屋の武器選択のトレンドは超接近戦──すなわちカーボン・カタナや重構造体鎚(メリケンサック)のようなものが採用される傾向となっている。
また下層にはそれらを専門とした鍛冶師がいるようで、彼らは過酷な環境でも生きていけるよう、劣悪な環境で磨かれた技術を下層の民に提供している。
下層の酒類について
下層では純粋な酒類が貴重品なため、生物から採取されたアルコール分などを粉末、ドロップ状にすることで急性発酵酒として飲まれている。
幼児などの誤飲による急性アルコール中毒による死亡事故が多発したため、上層・中層では度数や発酵速度などが弱いものしか販売していないが、下層ではその限りではない。
また、過去に大量にこの製品を積んだ輸送機が行方不明になった事故があり、下層のどこかに酒の湖が誕生しているとのうわさがある。
※一部のアルコールに依存したサイボーグなどは、飲んだ酒類を体から取り除き再度摂取するという非常に危険な方法もあり、下層では注意勧告が出ている。
下層関連項目
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